社長ブログ

2025/07/20

選挙前の夜に長男と

今日は参院選の投票日。

 

昨夜バイトから帰ってきた長男から、

「今日は店が暇やったから、明日の投票をどうするかを考えながら仕事していたよ。」

「お父さんはどうするの?」

と尋ねられた。

 

私は

「誰が立候補しているかよう知らんわ。」

「ニュースとか見てると消費税減税や給付金の交付はとても耳障りが良いけど、全体予算を減らす事は多分無い。財源の見通しは曖昧で、おそらく国債増発する事になる。」

「国債発行の余地はまだあるのかも知れやんけど、永久に増発する訳にもいかへん。当面日本国内では消化出来たとしても、世界のマーケットがどう判断するか。貨幣をどんどん発行すれば、マーケットからは円が薄まったと解釈される可能性がある。」

「いずれは円安が進行し、食料、ガソリン、電気を含め多くの物が値上がりしていくかも知れない。」

 

 

「そもそも、物価がこんなに値上がりして、給料も上がらんし、もうもうみんな生活が厳しくなってるやん。国が税金ばっかり取るからアカンのやん。」

「それに、円は140円後半だし、そんなに安くなってないやん。」

 

「そやな、生活厳しいわ。ほんまに。でもさ、物価が上がっているのは海外からの輸入材の影響が大きいで。コロナ後の世界的なインフレやから。」

「コロナの時に世界各国の政府が給付金などでお金をばら撒いた。それがインフレのきっかけ。」

「15年前は1米ドル90円強、10年前は1米ドル120円位。去年は瞬間的に160円を超えた。円安は進行しているよ。」

「税金を減らすには、無駄金を減らす事やと思う。補助金や給付金なんかアカンし。市場競争を歪める。選挙対策の政策アピールと、省益の争いやと思う。」

 

「そんなら、どうするのがいいと思うの?」

 

「投票はもう少し考えてみるわ。小さな政府で無駄な予算を使わず、お前らの時代には破綻するかもしれない社会保険を改革するのが本当は良いとは思う。次の若い世代が少しでも上向けるような世の中になって欲しいな。」

 

「お父さんの言う事は何か納得できやんけど・・・。」

「そう思ってるんなら対策とかしてるの?」

 

「仕事の事もあるけど、家賃の入ってくる不動産を少しずつ増やし、円からドルとか他の通貨に移して、リスク分散とインフレヘッジをしているよ。アベノミクスが4年目の時ぐらいから、いつかはインフレになると思てたから。まぁ言うても、元手が無いので額は僅かなもんやけどな。」

 

「そうんなんや。いろいろ考えてるんや。」

「なんでもええけど、借金は残さんでな。」

「まぁ俺らの時代は厳しくなる気がするわ。明日は投票へ行ってくるわ。」

 

「そっか、よく考えてな。前の選挙の時は投票の話題なんか言わへんかったな。こんな話が二人出来てなんか嬉しいわ。」

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