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三重県津市の土地・中古住宅・投資・収益
2025/10/16NEW
先週前半まで高市さんが総理大臣になる前提で日本株は上昇基調でした。
米ドルをはじめ大部分の通貨で円安が進み、長期金利が上昇しました。
それが公明党の連立政権離脱やトランプ大統領の中国政策などで潮目が変わってきてるようです。
今後どうなるか。
7月の消費者物価指数は前年比3.1%。
政府統計だから間違いありませんが、体感的にはもっと上がっている気もします。
日本以外の多くの国ではコロナ後の早いタイミングでインフレが進みだしていたことと、ほぼ全ての通貨に対し円安が進行しています。
これからも海外からの物資、食品・ガソリン・電気などを中心に、物の値段は上がりそうですね。
長期金利とは基本的には日本国債の金利。
日銀が主導する短期市場の金利とでは性質が変わります。
とは言え、個人や企業の借り入れる場合の金利は上昇傾向です。
アベノミクスの手段の一つに、国債を大量に発行して公共投資などを通じて市場に資金を投下する事でした。
黒田前日銀総裁が、当初2年間実施するとの方針で初めた「異次元の緩和」でしたが、結局10年以上続きました。
「異次元」だけに、いつかは何らかの副作用が出ると当初から囁かれていました。
今起きている長期金利の上昇は、その兆候かも知れません。
長期金利が上昇すれば、新発あるいは借換え分する国債の利払いが増えます。
そうなれば使える予算が減ります。
支出予算を維持する事になれば、さらなる国債増発。
その他の副作用として考えられるのは、例えば急ピッチなインフレ、円安、株価の乱高下。
あくまで可能性の範疇ですが。
もしインフレや円安が進んでいくならば、それは貨幣の価値が目減りしていくことを意味します。
消費者物価指数3.1%が10年続くと仮定したなら、100円の物が10年後には136.6円になります(複利で計算)。
感覚的は100円の価値が64円になるわけです。
遊んでいる現金があれば、貯金しているだけだと価値が目減りします。
何らかの投資をするか、価値の下がりにくい現物に代えておくのが良さそうです。
不動産的な見地から考えると、物の値段が継続的に上昇するなら、建築価格は上昇は止まりません。
金利の動向も考えると、住宅を含めアパートやマンションも、新築するなら早めの決断が得策です。
次回は私が実践していることを綴ります。
つづく
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